【ガソリンは持ち運んじゃいけないの︎!?】その3

一輪駆動

2019年01月02日 17:07


こくうまチーズを頬張りながら酒を飲んでると、いつのまにかチェアで微睡んでいた様だ。

焚き火の鎮火と共に前面ファスナーを閉じ、幕内で鍋をやっていて良かった。

危うくデカ過ぎるツララになるところだった。










ジャイアントハッキンカイロのベンジン投入が少なかったらしく、こちらも鎮火。

鎮火した寒さで起きなかったら、恐らく新年はギックリ腰。

相変わらず付いたか付いてないんだか分からぬ火口を炙る。










謹賀新年

明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い致します




谷あいなので、初日の出が昇るのは川向こうの山を越えてからとなる。

新年おめでとうラインが届くが、7:30でもまだ顔を出してくれない。

熱々の火傷をしそうなコーヒーを飲みながら、頻繁に両手をこすりつつ、日の出を待つ。









朝の散歩で場内を一周。

メインサイトには、バイクでハンモッカーがいらっしゃった。

まだまだ世の中には更なるツワモノが存在する。







サイトへ戻り際に気づいた。

ステルスカップルのタープが見当たらない。

隣にはエンジンをかけて窓を覆ったクルマだけが。

そうか、りん議の末、車中泊に決まったのね。

正解、正解。良き経験になったのでは、と老婆心。







2度目のコーヒーを沸かして、最近ハマりつつあるホットサンドの準備。

6枚切りにチーズ、ハム、マヨ、ハム、チーズと、上から読んでも下から読んでもしんぶんしの様に具をトッピング。











朝霧では片面焦げ焦げで、香ばしいにも程があるだろホットサンドだったため、バウルーの炙り加減には気を遣った。

いくらなんでも開け閉めしすぎだろう、とバウルーに笑われながら、斜めに日が差してきた川面を眺めつついただく。










世界最強かもと思わせる味わいに、昨晩のステーキも地上最強と言っていた自分を笑う。

野で喰らうモノは何でも旨いということか。





9:30を過ぎると、太陽光のおかげで幕内は6度まで上がった。

野に出ている時に感じる、太陽や水や空気への感謝。

日常で気に留めることもない、当たり前が当たり前では無い環境。

だからこそすべてのモノに感謝の念が湧く。







中日はゆったりと元日温泉と洒落込むか。

時間的に凍結の心配が無い峠道を右往左往。

橋梁上の一件があったため、日陰はついつい慎重に。

藤野やまなみ温泉に到着。





自分には温泉の泉質が合う合わないがあるらしい。

ここの湯はジャストミート。

露天風呂からは裸ん坊の桜の木が7本ほど。

ここに寄らせてもらう度に、桜が満開の時期に来たいと願うが、年度末は一番の忙しさのため、まだ桜を拝む事は叶わない。

妄想族は、満開の桜をイメージして露天を楽しむ。







火照った身体を癒すのは、決まって豚肉の生姜焼き。

ここのタレは何とも表現しようの無い旨さなのだ。





さあて、サイトへ戻って、今度こそ火照った頭を冷やすビールにありつくとするか。




















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