【ブログ開設一周年 思えば遠くへ来たもんだ】

一輪駆動

2019年10月31日 23:19

目覚ましを止めて、立ち上げたスマホの画面には
この表示が。

そうか…












ナチュログ始めて一周年か…







思い起こすのは、昨年の10月31日。

なけなしの夏休みを時期をずらしていただき、10月に上州・甲州・信州キャンプツアーを組んで五泊六日で楽しんだ。








上州は尾瀬から入り、至仏山から降りた頃に大雨。

慌てて山荘の軒の下で古びた合羽を被った。

雨で濡れる紅葉も素晴らしい、なんてのんびりと感慨に耽る余裕も無く、濡れて滑る木道をハイペースで駐車場まで駆け上ったっけ。

今でも湿気の中で、合羽の内側に大汗をかいた心地悪さを覚えている。













夜は榛東キャンプ場。

群馬県は前橋市の夜景を望む、キレイな芝地のロケーション。

泊の受付は榛東村役場。

あまりの豪華な建物に怯みながらも、指定された部署へ。

カウンターに出て来られた若い村役場の職員の方。

とても気持ちの良い応対だった。









利用料を納付書と共に納付し(^^)、お役所っぽい一枚の施設利用証明書を握りしめ、現地へ向かう。

しかしハンモックを吊るせる樹は見当たらない。

この旅は全泊ハンモックを予定していたのだが。

一応、サイトの様子は事前に提供されている写真で見ておいた筈なのに。

その写真には良さげな樹間があると安心していたのだ。

左手にはMTBの周回コースがあり、その更に外側は敷地内ではあるがサイトではない散策エリアがあった。

そうだ、事前に見てたのはこの景色だった。










管理人さんの姿が見えたので、駄目で元々、窮状を伝えてみた。

窮状と言うほどでも無いが…

すると「そこはサイト外なんだよね…、今日は利用者も少ないし…、そう、ハンモック吊りたいんだよね…。まっ、いいか…」

と、指定エリア外の設営を許してくださった。

もちろん樹木保護の布を巻いてからハンモックを吊る。














陸上自衛隊相馬原駐屯地からの、演習と思われる軽機関銃の銃声をサカナにしこたま呑んだ。

カッカッカッカッ

この音、漢の血を滾らせる。

SNS繋がりで仕事終わりに駆け付けてくださった友人と、ノンアルで乾杯。









2日目は上州を西へと歩を進めた。

安中、碓氷、軽井沢、佐久と、街並みの空気感、佇まいの違いが面白い。

まったくと言っていいほどの違いがあるのだ。

これを楽しむにはクルマでは早過ぎる。

自転車旅もいいなと気付いたのがこの時。









コインランドリーで洗濯を済ませ、燃費を下げる最大要因のビールをクーラーいっぱいに仕入れる。

ハッスル君、碓氷峠、頑張ってくれ。

86乗りの藤原拓海までは求めないが。











2泊目は望月野ららキャンプ場。

オーナーお一人でキャンプ場を開拓中なのだ。

今も作っている最中。

大変な事も沢山あるだろうに、実に楽しげ。

この方は全身で野山遊びの楽しさを体現されている方。

しかし到着を見計らったかの如く、ぽつぽつと小雨が落ちてきた。

明日の濡れ撤収では、被害を最小限に留めたい。

ハンモックに被せる屋根は、DD 3×3にしておく。

夜は狭い空間の中で縮こまって過ごした。













早い時間に撤収を始めると、夜半に雨は止んだらしく、タープは少しだけ濡れていた。

それが乾くまで、コーヒータイムでゆっくりと。








本日は憧れの地、平湯野営場に向かう。

高速を経由して、松本市街を抜け山道に到達。

狭い細い道を、上高地行きの観光バスがゆっくりと進む。

予約を取らない平湯野営場で、長野、神奈川、名古屋から集まるコラボキャンプメンバーの場所確保を思うと、こののらりくらりの峠道の進み方は、気が焦らされる。

何しろその内の2人はハンモック寝だからだ。









延々と続く安房峠トンネルを抜けると、一気に景色が変化した。

山だ。

これぞ山の中だ。

このステキな野営場で4人でコラボキャンプ。





















次の廻り目平キャンプ場で、氷点下3度の中、ソロに戻った時に決めた。





今いるSNSから身を引こうと。





嬉しいコメントもあれば、その逆も数多し。

逆の方に身を削る思いをするのも本末転倒。



















ある方から、それならブログなんてやってみたらどう⁉︎と勧められた。

ブログとはどういうものかも知らなかった。

その方の言われるままに、おススメのブロガーさん、例えばnatsunatsuさん、おおてつさん、へりさんを見て回った。





正直、このクオリティは無理だと思った。






文面から、現地のロケーション、季節感、思い、その時の心持ちが確実に伝わってくる。




















でも自分の備忘録として野山遊びの記録は残しておきたい。

そこでナチュログに1分登録したのがすべての始まり。

キャンプツアーをして、各地のSNS繋がりの方とお会いして、ソロに戻った日。








その日からブログ生活が始まった。

そこから1年。







ジダラクなヲッサンの独り言にお付き合いくださりありがとうございます。

そして皆さんお忙しいと思われますのに、心温まるコメントをくださり、心より感謝申し上げます。






続けられるかどうかは、タイトル通りに「風まかせ」で。






















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